塀の修理

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今晩は昨日雨の中拓本を取ってきました。
拓本といってもよくある、石に彫られたのを半紙に移すあれではありませんが
ようやく決まったお仕事、そう塀に車をぶっつけて、といっても
ほんの少し当てただけですが、6メーターぐらいの瓦がずれて、その上片側の
小口にある彫り物が割れてしまったのです、ようやくお客様から保険で治せるとのことで、
八尾市まで、小口の彫り物の拓本を取りにいきました、昨日は、折からにゲリラ豪雨で、
車から出ることもできず、30分ぐらい待ってやっと取ることができました。、
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この部分が壊れた部分です、これを作るのに、反対側の拓本を取って、
右側と同じものを作るんです
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雨の中A3のコピー紙を当てて、拓本を取るように、本当なら、墨を付けるのですが、
ちょうど好い具合に汚れていて、その上、雨で少しの湿りも加わってうまく拓本が
取れました。拓本は、明日見せたいと思います、
塀のほうはご覧の通りで手前側半分はやり替えになります、
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昨日とって来てFAXをすぐに送ったので彫師、表具や欄間を作っている方が、早速に来られて、
見本の板と、拓本から写しと取った、原寸の、型板を持ってきてくれました、
1週間ぐらいでできるとのことで、出来上がれば、まずその板を取り付けてから、
瓦の葺き替えに入ります、約1日で、元通りの立派な塀が出来上がります。
次は、出来上がりを楽しみにします。

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